ネオアナログラボ株式会社は、フィルムカメラのリペイント(再塗装)事業に向けた試験を開始しました。まずは当社が保有する中古カメラを使い、外装の再塗装から張り革の交換までを試して、仕上がりと作業工程を確かめます。試験の結果を踏まえ、リペイントしたカメラの販売と、お客様のカメラをお預かりしてリペイントするサービスの提供を目指します。
外装が傷んだカメラに、もう一度の仕上げを
フィルムカメラの多くは、製造から数十年が経っています。長く使われてきたカメラでは、塗装が剥げて下地の金属がのぞいていたり、張り革が硬くなって縮んだり剥がれたりしていることが珍しくありません。刻印の色が抜けて、文字や目盛りが読みにくくなっているものもあります。
撮影には問題がないのに、外装の傷みのせいで手に取られにくいカメラもあります。外装を整え直せば、そうしたカメラにも次の使い手が見つかるはずです。メーカーが用意しなかった色で、自分だけの一台を持ちたいという方の希望にも応えたいと考えています。
試験する4つの作業
試験では、次の4つの作業に取り組みます。
- 外装の再塗装: 軍艦部(トップカバー)や底蓋などの外装部品を取り外し、古い塗装を落としてから塗り直します。ブラックへの塗り替えや、もとの色を再現する塗装を試します。
- カスタムカラー: メーカーが設定していない色での塗装を試します。将来は、お客様が指定した色での仕上げにも対応する予定です。
- 刻印の色入れ: 軍艦部の文字やダイヤルの目盛りなど、刻印に色を入れ直します。
- 張り革の交換: 硬くなったり剥がれたりした張り革を、新しいものに張り替えます。
どの作業でも、見た目の仕上がりに加えて、日常の使用に耐える丈夫さと、外装部品を組み直したあとにカメラが正しく動くかどうかを確かめます。
リペイント品は、リペイント品として
中古カメラの市場では、メーカーが出荷したときの塗装(オリジナル塗装)が残っているかどうかで、カメラの評価が大きく変わることがあります。当社がリペイントしたカメラを販売するときは、リペイント品であることを必ず明記します。オリジナル塗装と偽って販売することはありません。
今後について
当面は当社の中古カメラで試験を重ね、品質と工程が固まった段階で、リペイントしたカメラの販売と、お客様のカメラのリペイントの受付を始める予定です。対象機種や料金、開始時期は、決まり次第、当サイトのニュースでお知らせします。
リペイントについてのご相談やご要望は、お問い合わせフォームからお寄せください。